エンディングノートを書くなら1日でも早い方が良い!〜36歳で書き始めた私が後悔したこと〜

「エンディングノート」聞いたことはあるけれども、まだまだ先の将来のことだと思っている。

30代の私がエンディングノートを書いてみて感じたことをお届けします。

目次
♦︎はじめに
♦︎30代の私がエンディングノートを書いてみて
♦︎さいごに

♦︎はじめに
こんにちは!
楽しみを最優先する終活講師 吉原明日香です。

今回も『エンディングノート』について、お話をします。
『エンディングノート』シリーズ3部作最終回は『30代の私がエンディングノートを書いてみて』です。

シリーズ1はこちらから

https://nature-ethical-blog.com/?p=1050

シリーズ2はこちらから

https://nature-ethical-blog.com/?p=1052

♦︎30代の私がエンディングノートを書いてみて
よく言われるのが、「高齢者よりも若い歳でエンディングノートを書いても早すぎるのでは?」なのですが、実際に私は36歳の時に初めてエンディングノートを書いたんです。

理由は、終活講師活動を始めるにあたって実際に書いてみないとお客様の気持ちが理解できないと思ったことと、30代で書き始めることのメリットを知りたかったからです。

その上での一言は…

「早く書いておいた方が良い!」

です。

何故こう思ったのかというと、

“エンディングノートは書く項目が多いから”

です。

すらすら書ける項目もあれば、書類を見ながら書いたり、よく考える必要があったり、
なかには家族と話し合っておかなければならないこともあります。

つまり、エンディングノートには

“難しかったり面倒くさい項目がある”

んです。

それらを後回しにしても、結局いつかは書いて埋めないといけません。

逆に考えると、後回しが出来るのは

“余命に余裕がある時だけ”

なワケです。

ましてや、若い時に「難しい•面倒くさい」と思うことを、
高齢になった自分がすらすら書けると思いますか?!?!

高齢になると、文字を書くという行為そのものに苦痛や負担を感じる方も少なくありません。

何より、高齢になった時には、ゆっくり優雅に過ごしていたいと思いません?!笑

そのためにも早めに取り掛かっておいた方が、
あとで切羽詰まって追い込まれながら書く必要がなくなります。

もちろん、若い時に書いたことが、70•80歳まで全て同じ考えとは限りません。
むしろ、考えが変わることの方が多いと思います。

そんな時は、変わった箇所だけを書き直せば良いだけなんです。

「高齢になった時に考えが変わるだろうから…」と何も書かないでいると、
いざ高齢になってから、一から書かないといけません。

それはめちゃくちゃ重労働になりますし、正直な話、場合によっては間に合わないかもしれません。

また、私はあえて
「書き直すというより書き加えてくださいね」
とお伝えしています。

性格や見栄えを考えてなど、「絶対に書き変えたい!」という場合は、元々書いていたものを消してもらっても良いのですが、私は

【若い時に書いたことも残しておいた方がノートに味が出る】

と思っているからです。

例えば、自分自身が高齢になって読み返す時には、書いた時の状況や出来事を思い出すと思います。


「可愛らしいことを言ってたな♪」とか
「まだまだ人生をわかってないな!」などと、自分の人生を自分で書いたノートをキッカケに振り返ることができ、それは貴重な時間になります。

そしてご家族が読む場合。

エンディングノートをフルに活用している時には、細かい所まで読み比べる時間も余裕もないかもしれませんが、いつかはエンディングノートも役目を終える時が来ます。

その時にゆっくり読み返してもらって
「お母さん、若い時は相当気合い入っていたんだね!笑」とか
「この頃にちょうどあの出来事があったから、お母さんも考えが変わったのかな?」などと話をしてもらえますし、エンディングノートそのものが【自分史】にもなります。

なので、私はいつも
「考えが変わるのは当たり前だけど、その時は書き変えるのではなく、出来るだけ書き加えてくださいね!」とお伝えしています。

♦︎さいごに

年齢を問わず『終活』を始める第一歩としてよく挙げられる『エンディングノート』

それは、
自分自身の”もしもの時”にご家族の負担を減らすため、
自分の希望や想いを知ってもらうため、
そして自分で自分の考えを可視化するためなど、
様々な役割を担ってくれるアイテムです。

また、若い世代からエンディングノートを書き始めることで、早い段階で自分のことを整理•確認でき、さらに本当に必要なものと不要なものに気付くことで、更にこれからの人生が生きやすくなります。

こんなにメリットがたくさんあるエンディングノート。

このコラムが、皆さんのエンディングノートを書くキッカケになれたら嬉しいです。

それでは、また次回お会いしましょう!

文: 楽しみを最優先する終活講師 吉原明日香

この記事を書いた人: 終活ライフケアプランナー/エンディング認定講師/ペット終活アドバイザー 吉原明日香

 

活動エリア:大阪府松原市•堺市中心に活動中(オンライン対応可能)

 

提供サービス:人間とペットの終活の情報•知識/エンディングノートの書き方/終活講師育成

 

実母を14歳で亡くし「人生は自分が思っているほど長くないかもしれない」と気付く。

 

32歳で実父を亡くした時に、遺された家族の死後業務の大変さを痛感し、我が子にも同じ思いをさせたくないと強く思い、自らの終活を始める。

 

終活は死に仕度ではありません!!

 

今の人生を楽しむことを1番にスキマ時間にできる終活をお伝えしています!

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