自分の人生を大切にできる秘訣は30代からの終活!その理由とは?!

目次

はじめに

こんにちは!
楽しみを最優先する終活講師 吉原明日香です。

今回は「30代から終活をした方が良い理由」について、お話をします。

最近よく「終活」という言葉を見たり聞いたりすると思いますが、
それは「高齢者がするもの」と思っていませんか?

このコラムは、

•終活は高齢者がするものだと思っている

•何となく終活という言葉が気になっている

•終活とまではいかないけど、自分の将来についてはきちんと考えておきたいと思っている

•親に終活を始めて欲しいと思っている

そんな方々に、30代から「終活」を始める第一歩として読んで欲しい内容です。

終活をあえて30代からすることで、
人生の早い段階で本当に大切なものに気付き、将来設計ができ、そして更にこれからの人生をアナタらしく生きていくことができます。

そもそも『終活』とは?

まず、30代の方々は「終活」という言葉自体は知っていても、詳しい内容は知らない方も多いので、簡単に説明しますね。

「終活」とは、「自らや親の死を意識して、様々な準備をする活動」です。

例えば、

•延命治療に対する希望の有無
•要介護状態になった時のケアの希望
•お葬式やお墓、供養方法についての希望
•相続について
•ペットの生前死後について

などを生前にご自身やご家族など周りの人達と考え、準備をし、伝えておくことです。

ただ私は、
「終活=死に支度」ではなく
「出来るだけ前向きに生きていくための準備」として、「今を楽しく生きることを最優先すること」にフォーカスを当ててお伝えしています。

なので、特に30代の方が対象の終活セミナーでは、お葬式やお墓などについてはあまり時間を取りません。

あくまでも

「これからの人生を楽しく生きていきやすくするため」

の1つとして、終活が加わることが理想です。

♦︎30代から終活をした方が良い理由

とはいえ、私自身も終活を学ぶまでは「終活は高齢者がするもの」と思っていました。

終活という言葉が幅広い年代で認知されている今でも、世間ではこのイメージが圧倒的に多いです。

ではなぜ、私が終活の知識を得たうえで、30代から「終活」をした方が良いと思うのか?!

その理由は、

「早くした方が、より自分の人生を大切にできるから」です。

日々忙しく過ごしていると、どうしても

「生きていること」

「命の大切さ」を

毎日噛みしめて…

実感しながら…

なんて、過ごせないですよね。

特に今の時代の「現役世代•育児世代」は忙しいですから。

ここからは、毎日忙しい現役世代•育児世代にこそ、若いうちから終活をした方が良い理由ついて、さらに細かく3つに分けてお話しします。

1つ目は、自分の死は予測出来ないことです。

これは元々世代の関係ないことですが、どうしても若いうちは「死」を

「まだまだ先の、遠い未来の話」に捉えがちですよね。

でも30代でも、死を迎えることは誰にでも十分あり得る話です。

30代であっても「死とは無縁の話ではない」わけです。

なので、「いつ来るかわからない”もしもの時”のため」に考え、準備しておくのはとても大切なことなのです。

2つ目は、家族形の変化です。
核家族化が進み、共働き夫婦が多い今の時代、夫婦で情報をシェアし合うことがとても大切です。

例えば、お互いの死生観や”もしもの時”の話はもちろん

保険や様々な契約情報

子どものことなど

夫婦のどちらか1人しか把握していないとすると、その人が倒れてしまったら、

もう1人は必要な書類や情報を家中探し回ったり、周りの人に聞いて回らないといけなくなります。

昔は親と同居していたり、近所付き合いも濃かったので、何かしら誰かに聞くことができましたが、今はそうもいきません。

ただでさえ精神的に不安定な時に、時間や手続きに追われている家族にとって、書類などを探し回る時間は心身共にとても負担が大きいものになります。

少しでも家族の負担を軽減するため、また最悪、最期の時間を過ごすことになっても、ゆっくりと過ごせるように、家族情報の把握量は、せめて夫婦間で差のない様にしておきましょう。

(夫婦のご事情やシングル家庭の場合などで難しい場合は、親や信頼できる人に最低限のことだけでも伝えておくと安心です)

3つ目は、親へのサポートがより適切にできるからです。

これは、終活を勉強した私だからこそ感じることです。

もちろん高齢者が終活の知識を得るのも大切です。
ですが、高齢者にあたる親の終活のサポートをするのも、親の”もしもの時”の決断や実行をするのも、親本人ではなく、家族である若い世代だからです。

親から希望や理想を聞いておくだけでも十分役には立ちますが、
いざという時に希望や理想だけではどうにもならないこともあります。

たとえば延命に対する考え方や
通夜•葬式の際の親族関係について、
また宗派が関わってくることなどです。

これらのことの情報や知識を、予め少しでも知っている場合と全く知らない場合とでは、
いざという時の慌てぶりや不安•緊張度の違いは安易に想像できますよね。

また、親のサポートをしながら自分の場合や自分の死生観なども同時に考えるキッカケになるので、親の終活のタイミングに合わせて、若い世代も一緒に始めると親とお互いの考えを話しながら進められるのでオススメです。

◆私が入院して思ったこと

実は私自身、ここ3年で2回入院•手術をしました。

その2回の入院で、改めて終活をしていて良かったと思ったことが2つあったので紹介させてくださいね。

1つ目は、「限度額適用認定証」という制度を知っていたことです。

恥ずかしながら、私は終活を勉強するまでこの制度を知りませんでした。
知った当時は「いつか周りで必要そうな人がいたら教えてあげよ〜」という軽い気持ちだったのですが、思いの外早く、自分がお世話になってしまいました。

「限度額適用認定証」とは、医療費が高額になると予めわかっている場合、事前に申請をし、認定証を発行してもらえれば、病院の窓口で実際に支払う金額が自己負担限度額(約8万円程)で済む、という制度です。

やっぱり入院するにあたって心配なのが「入院費や治療費」という方、ご家庭が多いと思うんです。

もちろん保険で多少は賄えますが、手続きを経て口座に保険金が送金されるまで、ある程度の時間を要しますよね?

つまり、「一旦は自分で支払う必要がある」ワケです。

でも「限度額適用認定証」があれば、自己負担限度額(約8万円程)で抑えられます。

この差って、経済的も精神的にも大きいと思いませんか?!

とりあえず、安心して治療を受けられますよね!

「限度額適用認定証」の申請方法は、ご自身が加入している保険先に問い合わせてみてくださいね。

2つ目は、「もしもの時のために最低限の準備をしていたこと」です。

入院して心底思ったのですが、

肉体的にも精神的にも、
本当に辛い時は何もできません。

頭が元気でも体が動かなければ、ほとんどの終活は出来ないし、何より、体が動かないほど辛い時に「もしもの時のこと」なんて、怖くて考えたくありませんでした。

終活講師の私でも、です!笑


ベッドに横たわったまま、

保険の詳細はあそこにあるけど、みんなわかるかな〜

とか

通帳の置き場所変えたこと、誰にも言ってなかった〜

とかが、頭の中でぐるぐる回って、気がかりを残したまま最期を迎えることになったら、
後悔だらけになっちゃいます。

せめて最期ぐらい、幸せな気持ちになりたいと思いませんか??

人生最期の自分が幸せでいるためにも、心身ともに元気な間に準備をしておくことが大切だと、改めて思い知らされました。

やっぱり、「もしも」と思えるほど非現実的な時の方が、精神的に余裕が持て、客観的にも前向きにも捉えることができると、退院した今でも強く思います。

♦︎さいごに

まだまだ「終活といえば高齢者」というイメージが強いなかで、なぜ30代から「終活」をした方が良いのか?

その理由は、

「早くした方が、より自分の人生を大切にできるから」

です。

あえて30代の間から終活をすることで、
人生の早い段階で本当に大切なものに気付き、将来設計ができ、
そして更にこれからの人生をアナタらしく生きていくことができます。

毎日のお仕事や家事育児、介護、闘病などで、
ご自身のことを立ち止まって考える時間なんてなかなか持てない現役•育児世代。

だからこそ、この記事を参考にしていただき、前向きにご自身の命や人生を考えるキッカケにしていただけたら嬉しいです。

それでは、また次回お会いしましょう!

文:楽しみを最優先する終活講師 吉原明日香

この記事を書いた人: 終活ライフケアプランナー/エンディング認定講師/ペット終活アドバイザー 吉原明日香

 

活動エリア:大阪府松原市•堺市中心に活動中(オンライン対応可能)

 

提供サービス:人間とペットの終活の情報•知識/エンディングノートの書き方/終活講師育成

 

実母を14歳で亡くし「人生は自分が思っているほど長くないかもしれない」と気付く。

 

32歳で実父を亡くした時に、遺された家族の死後業務の大変さを痛感し、我が子にも同じ思いをさせたくないと強く思い、自らの終活を始める。

 

終活は死に仕度ではありません!!

 

今の人生を楽しむことを1番にスキマ時間にできる終活をお伝えしています!

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