目次
- はじめに
- コーディネートのマンネリ解消3つのポイント
- ポイント①“ベーシック服”を洋服全体の8割程度所有していること
- ポイント②“デザイン服”を洋服全体の2割程度所有していること
- ポイント③3つのシチュエーションの全てのシーンで着回しができること
- 仕事で着ているジャケットをカジュアルシーンで着てみる
- さいごに
◆はじめに
こんにちは。
パーソナルライフスタイリスト®︎の原島あつこです。
今回は、
・いつも同じような洋服ばかり着ている
・洋服のコーディネートがワンパターンであきてしまう
・クローゼットの中が同じような洋服ばかりでときめかない
といういわゆる
『コーディネートのマンネリ化』現象について
お客様から「コーディネートのマンネリ化をなんとかしたい!」という悩みを
たくさん聞くので
『コーディネートのマンネリ解消』についての話をします。
コーディネートのマンネリが解消されると
たくさん洋服を持たずに少ない洋服で着回しができるようになるので
クローゼットの中の洋服管理が楽になりますよ。
さらに持っている洋服の量が減ると
季節ごとの衣替えの作業が
大幅にカットできるようになります。
ということは、衣替えの必要がなくなります。
つまり、家事を1つ手放すことができるわけです。
なので、今まで衣替えに使っていた時間を
趣味の時間に当てることができるようになりますよ。
例えば、空いた時間を
前から観たいと思っていた映画鑑賞の時間にしたり
ヨガの時間にしたりするのもいいですね。
◆コーディネートのマンネリ解消3つのポイント
ところで、
私たちNATUREパーソナルライフスタイリスト®︎が毎月開催している
ファッションの講座で、参加者様とこんな会話をしたことがありました。
参加者A様:「原島さんは、スタイリストさんだからきっと
洋服はたくさんお持ちなんですよね?」
私:「洋服、たくさん持っているでしょ。って、それよく聞かれます。」
私:「でも実は私、年間を通して100着しか洋服を持っていないんです。
しかも、その100着の中には
セレモニー用のスーツ・コート・ヒートテックのインナー・部屋着も入っていますよ。」
参加者M様:「ほんと〜!(驚愕)
ヒートテックのインナーまで入って100枚は
信じられない。嘘でしょう〜。。。」
参加者H様:「100枚の洋服しかなくて、
洋服の着回しってマンネリ化しないの?」
私:「今でこそ私は年間で100着の洋服ですが、
約10年前は夫婦兼用のウォークインクローゼットの8割が
私の洋服だけで全部で400枚近くの洋服を持ったんですよ。」
私:「でもその時の方が洋服がマンネリ化してましたね。
どうしてかというと、たくさん洋服がありすぎて、
当時は持っている洋服を全部把握することが
できなかったからです。」
私:「だから手前にある取り出しやすい洋服を
いつもワンパターンの組み合わせで着ていました。」
参加者H様:「そうそう!今の私はその状態ですよ。
たくさん洋服があるけど
いつも同じ組み合わせでコーディネートしています。
例えば、仕事の日に着る洋服は
白のボウタイブラウスにグレーのテーパードパンツみたいな。」
参加者A様:「私も同じような感じですよ!
仕事の日と休みの日の洋服は区別しているから
いろんな種類の洋服を持っていないといけないんですよね。」
私:「なるほど。そうしたら
仕事の日も休みの日も
区別することなく、
どんなシーンでも着回しできる洋服だけを
持っていたら少ない洋服でも
いろんなコーディネートを楽しむことが可能になりますよ。」
一般的に
洋服をたくさん持っている=着回しができると思っている方が多いようです。
しかし実は、少ない洋服でもオシャレに着回す=コーディネートを
マンネリ化させないことが可能なんです。
少ない洋服を着回す
『コーディネートのマンネリ解消』のポイントは3つあります。
①“ベーシック服”が洋服全体の8割程度あること
②“デザイン服”が洋服全体の2割程度あること
③3つのシチュエーション(このシチュエーションについては
次の章で詳しく説明しますね。)の全てのシーンで着回しができること
この3つのポイントを押さえていれば、
洋服をたくさん持っていなくても
少ない洋服を着回すことが可能になって洋服がマンネリ化しません。
次の章で3つのポイントそれぞれについて詳しく解説していきますね。
◆ポイント①“ベーシック服”が洋服全体の8割程度あること
ここでいう“ベーシック服”とは
・自分に似合っていて自分が好きな服
・流行ものではなく、いわゆる定番品
(テーパードパンツ・ボートネックのカットソー・ツインニット等)
・基本カラーの洋服
(ベージュ・ネイビー・ホワイト・ブラック・カーキ・ブラウン・グレー)
を定義としています。
なぜ“ベーシック服”を所有することが大事かというと
“ベーシック服”は着回し力抜群。
コーディネートの幅を広げてくれるからです。
さらに“ベーシック服”は
お気に入りの“デザイン服”=主役級アイテムを
引きたたせてくれる役割もあります。
なので、“ベーシック服”をコーディネートの基本軸と捉えて
持っている洋服全体の8割程度が
“ベーシック服”で構成されていると理想的です。
◆ポイント②“デザイン服”を洋服全体の2割程度所有していること
ここでいう“デザイン服”とは
・さりげなくトレンドを取り入れている
(シルエット、素材、色)
・柄の洋服
(チェック柄、花柄、ドット柄、ペイズリー柄・・・)
・キレイ色の洋服
(パッと目を引くような赤、青、黄色、ピンク、グリーン・・・)
を定義としています。
“ベーシック服”=脇役アイテムは着回し力は抜群ですが、
“ベーシック服”ばかりになると、今度はシンプルすぎてつまらない。
物足りない印象になってしまいます。
そこで“デザイン服”があることによって“デザイン服”が
着こなしのアクセントになってくれます。
そして“デザイン服”があることによって“ベーシック服”が
さらにいかされてくるわけです。
◆ポイント③3つのシチュエーションの全てのシーンで着回しができること
3つのシチュエーションとは例えば
・きれいめコーディネート
→子供の卒業入学式・仕事服・子供抜きでご主人とディナーへ
・きれいめカジュアルコーディネート
→ママ友とランチ・学生時代の友人と都内へお出かけ
・カジュアルコーディネート
→家族と公園・子供とショッピングモールへ
を定義としています。
この3つのシーン全てで着回しができるようになるとコーディネートの幅は
格段に上がります。
◆仕事で着ているジャケットをカジュアルシーンで着てみる
じゃあ具体的に全てのシーンで着回しができるって
どういうことかというと
普段は仕事のシーンで着ているネイビーのジャケットを
3つのシーンで着回します。↓
①きれいめ=仕事のシーンでは
ジャケット✖️ブラウス✖️テーパードパンツ✖️パンプス↓
②きれいめカジュアル=ママ友とのランチ会のシーンでは
ジャケット✖️ワンピース✖️バレエシューズ↓
③カジュアル=家族でショッピングモールへ出かけるシーンでは
ジャケット✖️Tシャツ✖️デニム✖️スニーカー↓
という風にジャケットをTPOに合わせて3つのシーンで
着回すことができるとマンネリは解消されます。
◆さいごに
『コーディネートのマンネリ解消』のポイントは3つ
①“ベーシック服”が洋服全体の8割程度あること
②“デザイン服”が洋服全体の2割程度あること
③3つのシチュエーションの全てのシーンで着回しができること
この3つのポイントを押さえていれば、
洋服をたくさん持っていなくても
少ない洋服を着回すことが可能になって洋服がマンネリ化しません。
洋服の着回しができるようになると
女友達から
「〇〇さん、いつもオシャレだね〜。」
「洋服どこで買っているの?」
「〇〇さん会う度に印象が変わるね。素敵だね〜。」
と着ている洋服について
質問されることが増えたり
褒められることが多くなるので
自分に自信がもてるようになって
オシャレをすることが楽しくなりますよ。
もし今、
・いつも同じような洋服ばかり着ている
・洋服のコーディネートがワンパターンであきてしまう
・クローゼットの中が同じような洋服ばかりでときめかない
という悩みを抱えている方がいたら参考にしてみてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう!
文:パーソナルライフスタイリスト®︎原島 あつこ
アパレル会社(株)TOMORROWLANDにて販売8年のべ2万人のお客様を接客
その後専業主婦を10年経験子育ての傍ら「整理収納アドバイザー1級」を取得
現在は『クローゼットの整理収納』『ファッション』を通じて『あなたの魅力を引き出す』お手伝いをしています
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