子育て中ママがおしゃれを楽しめるようになったきっかけは、自分軸が出来たこと

コンプレックスだらけのわたしが、ファッションを楽しめるようになったきっかけをお伝えします。

目次

◆はじめに

◆20代アパレル販売員時代

◆子育てに全力投球した30代

◆わたしのターニングポイント

◆さいごに

目次

◆はじめに

こんにちは。

パーソナルライフスタイリスト®︎原島あつこです。

コロナウィルスとの共存から、わたしたちの価値観が大きく変化しました。

特にファッションは顕著でリモートワーク・在宅時間の増加から着心地のよい素材

リラックスできる楽なシルエットを好んで身につけるという方が増えました。

一般的に、人に会う機会が減るとファッションは堕落すると言われています。

誰にも会わない予定の日は、起床から就寝まで部屋着で過ごすという方も多いのではないでしょうか?

ところで、改めて皆さんはファッションについて考えたことがありますか?

仕事・家事・育児を抱える忙しいママたちは特に、毎日着る洋服に悩んでいる方が多いようです。

よくあるママの洋服の悩み

・洋服はたくさんあるのに、何を着ていいかわからない

・いつも同じような洋服ばかり買ってしまう

・体型が変わり、今まで着ていた服が似合わなくなった

・こどもに手がかかるので自分のことは後回しになってしまう

・日々、やることに追われて洋服を考える余裕がない

いかがですか?そうそうと頷いている方も多いと思います。

そして何を隠そう、かつてのわたしがまさにこの悩みを抱えていました。

ではそんなわたしがどうやってファッションと付き合ってきたのか、

それをご紹介していきたいと思います。

◆20代アパレル販売員時代

〜コンプレックスが個性に変わった時〜

わたしは大学卒業後、アパレル会社に入社します。

わたしがアパレル会社に入社した理由は、接客がしたかったから。

接客の媒体が、たまたまファッションだったわけで、

元々洋服が大好きという理由でファッション業界に入ったわけではありませんでした。

わたしはこどもの頃から、人が好きだったので

お店でお客様とファッションと通じて話ができる環境に、

そんな仕事にやりがいを感じ、満足していました。

入社3年目を迎えた頃です。

販売職を続けていく中で直面する課題が出てきました。

それは自分のファン作りをすること。

これにはとにかく時間がかかります。

そして自分の現状を知った上で、課題を見つけ改善、振り返りをする日々。

アパレル販売員と聞いて皆さんはどんなイメージを抱きますか?

スタイルが良くて、どんな洋服も着こなせて、綺麗で。

と想像するかもしれません。

しかし当時の私はコンプレックスの塊でした。

どんなコンプレックスを抱えていたかというと

・身長が低い

・手足が短い

・下半身太りのいわゆる洋ナシ体型

・顔に関しては凹凸の少ない平坦な作りで特徴がない

と挙げればキリがありません。

そんなわたしのターニングポイントは当時の店長がそれを認めてくれたこと。

「それが個性!それを売りにして等身大の自分をアピールしたらいい!

だからこそお客様に親近感を持ってもらい、また会いたいと思ってもらえる販売員になれる!」

と言ってくれたこと。

わたしはわたしでいい。と思った瞬間でした。

同期や先輩の華やかな容姿に圧倒されていた、わたしにはまさに目からウロコ。

ネガティブな思考が一変しました。

◆子育てに全力投球した30代

〜ストレス発散目的で洋服を買いあさった結果〜

わたしは30歳で結婚。32歳で長男、36歳で次男を出産しました。

この時はすでに会社を退社していて結果的に専業主婦を10年経験します。

こどもと向き合う日々は正直、孤独でした。

わたしの日常は、雑誌やSNSで目にする華やかな世界とは程遠く社会から遮断されたような

閉塞感を日々感じていました。

この時長男2歳の頃です。

こどものイヤイヤ期も重なって、わたしのイライラはピークに。

そんな時期、わたしの毎月のお楽しみは、通販会社の定期便お届けサービス。

この定期便の中身は洋服です。

カタログやネットの画面上をみて申し込みをすれば、

色違いや形違いのシリーズが毎月届くというサービスです。

いま思えば、洋服が欲しいわけではなく、平凡な日常のお楽しみが欲しいという気持ちで

このサービスを利用していたように思います。

このサービスを2年ほど続けました。当然、クローゼットはパンパンに。

試着なしで買うわけなので、当然似合わない服もあります。

この時期のわたしの洋服所有枚数は、おおよそ400枚程度。

袖を通さず、いわゆる“箪笥の肥やし”アイテムも数多く存在していました。

◆わたしのターニングポイント

〜好きなことに出会えてからの私〜  

2020年新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令。

学校も休校、不要不急の外出を控える生活がスタートしました。

これがわたしのターニングポイントです。

この時、長男小5・次男小1。

私はパートで社会復帰をし、充実した毎日を送っていました。

こどもたちとの在宅の日々の中で私は数年温めていた計画を実行する時期がきたと思いました。

その計画とは“整理収納アドバイザー”の取得。

この計画の実行に踏み切れなかった理由は、

わたしの住んでいる地域が都心から離れていて、どこへ移動するにも

とにかく時間がかかるということ。

こどもとの暮らしはとにかく自分の時間が限られます。

移動に時間を費やすことができないと判断し、資格取得に踏み切れない自分がいました。

しかし、新型コロナウィルスの影響でオンラインで講座受講、試験もオンラインで受けることが可能に。

これならわたしにも追い風だと思いました。

“整理収納アドバイザー”の勉強をする中で理論を学びそれを実践。

家の中が整うと同時に思考整理にも

派生していきました。

思考が整い自分の優先順位が明確になると、

他人軸ではなく自分軸で判断できるようになり、心が軽くなりました。

結果、家族との関係性も良好に。

かつては400枚あったわたしのクローゼットも年間を通して100枚ほどになりました。

以前のクローゼットが溢れていた頃は、着る服に悩んでいましたが、

洋服を厳選したことにより今は迷いがなくなりました。

自分の軸が整い、好きな洋服・似合う洋服に囲まれたフルスタメンのクローゼットは

自分に自信を与えてくれます。

そして何より気持ちが高揚します。

「朝起きて着替えるためにクローゼットに行く」この行為が楽しい。

ワクワクする時間になりました。

◆さいごに

 家事・育児・仕事を抱えて奮闘しているママたち。

自分のことは後回しで子供のため、家族のために時間を削ってタスクをこなしているママたち。

頑張りすぎず、手放せるタスクを考えながら、完璧を目指さず、おおらかに日々を過ごして欲しいと願っています。

(自分も含めて)

女性はライフスタイルの変化とともに、環境も大きく変わります。

その変化の中で柔軟にそれを受け入れ、さらにはそれを楽しみながら暮らしていけたら

幸せなことだと思います。

無理をせず、自分らしく、自然体で暮らすために、

この内容が悩んでいる方の解決の糸口になれたら幸いです。

文:パーソナルライフスタイリスト®︎原島 あつこ

株式会社NATURE パーソナルライフスタイリスト®︎ 原島あつこ

 

アパレル会社(株)TOMORROWLANDにて販売8年のべ2万人のお客様を接客

 

その後専業主婦を10年経験子育ての傍ら「整理収納アドバイザー1級」を取得

 

現在は『クローゼットの整理収納』『ファッション』を通じて『あなたの魅力を引き出す』お手伝いをしています

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