自転車チェーンの油が服に付いちゃった。。
これ、落ちるかな…と、思われている方に向けて、簡単に油汚れが落ちる方法をお届けしていきます。
目次
◆用意するものはたったこれだけ!
◆服についた自転車チェーンの油汚れの落とし方
◆汚れの種類《油、水溶性、不溶性》
◆汚れを気にせず“おしゃれを楽しむ”
◆まとめ
はじめに。
こんにちは、パーソナルライフスタイリスト®キムラサオリです。
先日、ロング丈のカーディガンを着たまま自転車に乗りました。走ってる時は気づきませんでしたが、降りて用事を済ませている最中に裾が黒く汚れているのを発見!
ま、まさか!と思いよく見てみると、自転車チェーンの油に、タイヤに絡んで出来たと思われる泥汚れがついていました…
これ、結構やらかしちゃいませんか??
カーディガンだけでなく、ワンピースや裾の広いパンツなども同様にチェーンの油汚れや、タイヤのゴム汚れや泥汚れがべっとり付いてしまうこと。
気付いた時ショックですよね…
こんな感じで↓↓↓
そして、頭によぎるのが『自分で洗って落ちるかな…』というもの。
簡単に油汚れ、泥汚れが落ちますので是非トライされてみてくださいね!
◆用意するものはたったこれだけ!
①40℃ほどのお湯
②ウタマロ石鹼
◆服についた自転車チェーンの油汚れの落とし方
※水洗いが大丈夫か洗濯表示を必ず確認してくださいね!
ウール、カシミア、リネン、レーヨンなどは縮んだり、形が崩れたりします!
ねっとりとした油がある時は先にティッシュなどで拭くのがいいですよ!
- 40℃ほどのお湯を含ませる。
こんな感じです。
- 石鹸で汚れを落とす為、直接擦り込ませます。
- 優しくつまみ洗い。
黒ずんだ泡が出てきました!
- よくすすぐ。
石鹸かすは衣服へのダメージの原因にもなりがちなのでよく落としてください!
生地を痛めないためにもゴシゴシせず何度も押してすすぎましょう!
- 脱水にかける。
3分ほどの脱水で7-8割脱水をしましょう。
乾かす前ですが、見事に落ちたのがわかります!
今回使ったウタマロ石鹸🧼
私の中では最強説としています。
◆汚れの種類《油、水溶性、不溶性》
汚れにはいくつかの種類があり、種類によって最適な石鹸や洗剤が変わってきます。
- 油汚れ
『動物性油』(肉や魚に含まれる)、『植物性油』(サラダ油、オリーブ油、ごま油等)は食べこぼしや料理中につきやすいですね。
生活する中で分泌される『皮脂』は首元や袖によくあります。
自転車チェーン、機械等の『機械油』です。
- 水溶性汚れ
日常生活、運動などで分泌される『汗』
塩、砂糖、ジュース、みそ汁、スープなどの『水に溶ける性質』のあるものです。
*時間が経ち乾いたり酸化すると洗濯だけでは落ちにくくなります。
- 不溶性汚れ
『砂』『泥』『ホコリ』『金属粉』など主に空気中のちりの成分中に含まれている粒子系の汚れです。
汚れにも幾つか種類があり、汚れの種類によって相性のいい洗剤が変わります。
今回の自転車チェーンの油は水に溶けにくいので、冷水で冷やしながら洗うのではなくお湯で油を緩めながら洗うことでより効果が高まります。
また、砂やホコリなどの不溶性汚れも混ざっているので、たっぷりのお湯で繊維の中まで浮かせるようにするのもコツです!
◆汚れを気にせず“おしゃれを楽しむ”
「白は汚れやすいからあまり着ません」
「丈の長い服は、汚しそうだから挑戦できない」
等、汚れが気になって服の選択を狭めてしまう経験は誰しもがあるのではないでしょうか。
私も汚れを気にして着なかったことや着れなかったことが何度もあります。
ですが、正しい洗濯方法を知ってからは汚れることに怖くなることがなくなりました!
この、恐怖心がなくなると“汚れてもいい服”がクローゼットから無くなります。クローゼットからいなくなると《お気に入りの服》だけが揃い、いつでも気分が良くなります!
お客様のサポートをしていると“汚れてもいい服”は、『好きじゃないけど着てる服』に分類されることが多く、妥協した服なので大好きではありません。
大好きな服ではないから気分が上がらず、少しづつおしゃれから遠のき、化粧もヘアも気づいたら適当になってる。
「これでいっか」と自分におざなりになる生活を毎日続けていると、いつしか適当な服選びが習慣になります。
そんな生活よりも、お気に入りで大好きな服を毎日着る!ファッションを楽しむことから、自分を大切にする習慣が身に付いたら毎日がもっとごきげんな日々になります!
とびきりおしゃれな服がおしゃれじゃない!毎日ごきげんでいられる服が自分にとってのおしゃれになるんです。
“汚れてもいい服”から《お気に入りの服》だからこそ、手洗いで丁寧に洗っても着続けたいと思うもの!そんな服をそんな自分を大切にしていきましょう!!
汚しちゃった日のコーディネート↓↓↓
愛車のルイガノでどこにでも行っちゃいます。
文:パーソナルライフスタイリスト®キムラサオリ
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